昨日、入社2年目の社員を連れて研修会に参加しました。
経営に関する話が多く、現場体質の彼には興味が薄かったのか、内容が難しかったのか、コクリコクリとなっていました(社長には内緒です)。
「社員にも経営に興味を持ってもらい、一緒に目標を達成していきたい。」そんな想いで誘った研修会です。
休憩時間に聞いてみました。
「研修会とかは苦手?」
「はい。」
「特にこの後の交流会が嫌です。」
「そう。まあ、清々しいくらいに、正直ね。」
思わず笑ってしまいました。
「スーツが苦しくて嫌です。」
「そうね、いつも動きやすい服装だものね。」
とても素直な社員です。
現場で体を動かすことが好きな彼です。
こういう場所はもちろん初めてです。
休憩時間に知り合いの幹事さんに会いました。
研修会などでいつも声をかけてくださいます。
明るくて、話しやすくて、とても気の付く(私の逆をいっている)素晴らしい女性です。
「二次会にでませんか?」
私は交流会の後、子供の事を理由にすぐに帰ることを伝えましたが、彼が断われずにいました。
こちらを見る目が「絶対、行きたくない!!」と言っています。
二次会のメンバーは会の大御所ばかりです。
彼の気持ちを汲んで、丁寧にお断りさせていただきました。
「無理っす。絶対、無理っす。」
・・・「ええ、分かっていますとも。」
交流会のテーブルは以前、別の会でご一緒させていただいた女性の方が一緒でした。
彼女も私と同様、旦那さんに誘われて来たようでした。
お互いの会社の話をしながら、しっかり出てきたお料理をたいらげました。
私は車だったので飲みませんでしたが、彼女はお酒をガンガン取りに行って、うちの社員にも持ってきてくれました。
最初は、会社の話をしていましたが、最後はお互いの旦那さんの話で盛り上がりました。
それぞれ自分の旦那さんを目で追い、「おお、ご機嫌!ご機嫌!」と観察しながら・・・。
最終的にママ友と話すような内容となりましたが、社員の彼はどう思ったのか。
ごめんなさい、途中から話に夢中になり、存在を忘れていました・・・。
交流会が終わり、「俺も、帰っていいですか?」と聞いてきた彼。
「いやいや、あなたは今日、泊りになってるから。まだ明日も半日研修があるから。頑張って!」
恨めしそうにしている彼をおいて、私はとっとと帰ってきてしまいました。
帰ってから気になって連絡をしてみました。
「ラーメンを食べに行きました。」とLINEがありました。
「ありがとうございました。一人じゃ、無理でした笑」と。
「いろんな経験をしてもらいたい。」
人を育てるのは難しいけれど、子育てと一緒かな、と思うこともあります。
新卒で入ってくる子はまさに自分の子と同世代ですから。
また、私自身も若い子とコミュニケーションを取ることで、気づかされることがあります。
やや曲がった古ぼけたアンテナですが、しっかりと張って、吸収できることは吸収して、新しいことを彼らからも学んでいきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪