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職場コミュニケーションの重要性

今日は新入社員との面談の日でした。

 

社員3人の小さな会社ですが、昨年から月1回のミーティングと年2回の個別面談の日を設けています。

月1回のミーティングは経営側と社員の情報交換の場に、個別面談はそれぞれの近況報告と今後の方向性の確認のために行なっています。

 

先週、先輩社員の面談が終わりました。

2人から聞いた新入社員の〇〇さんの様子が気がかりです。

彼は入社して3ヶ月が過ぎました。

入社当時の生き生きとした顔が最近はめっきり暗く、覇気がないように感じます。

さらに、先輩社員から聞いていた彼の様子は

・仕事がとてもゆっくり

・言ったことができない

・指示したことが間違っている・・・など。

そのまま伝えて、モチベーションの低下につながることも心配です。

彼とどのように話を進めていったら良いか悩みました。

そこで、話の取り掛かりとして、事前にアンケートを用意しました。

簡単な自己評価表です。

昨日渡しておいて、今日の面談の前に読ませてもらいました。

なかなか、自己評価は高めです。

自分の中で課題と考えていることと先輩たちの話の内容が少しズレている点も気になりました。

私は考えました。

指示がちゃんと入っていないのではないかと。

「もしかしたら、〇〇さんは、耳からの情報より、目からの情報の方が入りやすいんじゃない?」そう尋ねると、彼は「僕は直感タイプだから、見た方がわかりやすいです。」と答えました。

彼には先輩の指示がうまく入っていなかったようです。

それは、彼が単に聞いていないのではなく、耳からの情報が彼には届きにくいと言った方がいいのかもしれません。

「先輩がアドバイスしてくれる事をとりあえず、その通りにやってごらん。」と伝えました。「聞くだけでは分かりにくいことは先輩がやっている様子を見せてもらうように。」と付け加えました。

先輩社員には「実際にやり方を見せてあげると彼が理解しやすいのかもしれないよ。」とアドバイスしました。

 

実際に話してみて、初めてわかる事があります。

職場コミュニケーションは大切です。

 

彼はいずれは独立してこの会社を去っていきますが、「自分が納得できるまではここで頑張りたい。」と言ってくれました。

嬉しい一言です。

 

今回は社長抜きの懇談を私が希望しました。

社長がいるとみんなちょっと緊張してしまうようです。

「社長は経営者だから、きついことも言うかもれないけれど、もしへこんだら、話してね。社長にガツンと言ってあげるからね!そう言う力関係だから大丈夫!」

冗談混じりの面談です。

これが正解って言うことはないと思いますが、地道に彼が学んでいかれるように試行錯誤していきたいと思います。

彼の話を聞いて、こちらの伝えたい事も伝えたつもりです。

でも伝わったかどうかは分かりません。

今の時代、話し方のトレーニングのようなものもあるようです。

もう少し勉強しようと思います。

私にできることはそんなことぐらいですから。

 

以前見た坂井風太さんの動画です。

息子たちの大好きな「スラムダンク」からも人を育てる方法が学べるようです。

 

www.youtube.com