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離職と働きがい

最近、よくZ世代の離職率が高いと言われます。

厚生労働省のデータによると2020年3月に大学を卒業して就職した人のうち3年以内に仕事を辞めた人の割合は32.3%です。つまり3人に一人は離職しているということです。前年比より0.8ポイントも上がり、徐々に上昇傾向にあるようです。

 

現在、長女は大学2年生でいわゆるZ世代。

彼女と話していると、安定志向が強いと感じます。

彼女だけでなく彼女の友人たちの話を聞いても同様です。

社会情勢が不安定な時代に生まれ育ったZ世代の特徴かもしれません。

 

安定した職と言っても、今では終身雇用も崩壊しつつある現状。

会社がいつどうなるかも分からない。

そんな中で「安定」を求めるとしたら「自分のキャリアを積んでいく」という結論に達するのではないでしょうか。

離職の理由は様々だとは思います。

就職してみてやっぱり違うと思ってしまうのか、何かに心が折れてしまうのか、私達の世代より時間の流れが早い世代。

「どこでもやっていかれるような自分になる」そう真剣に考えるがゆえの離職なのかもしれません。

 

働き方改革によって、働きやすい環境づくりは推進されました。

しかし、働きやすさと働きがいは違うと言います。

社会に貢献できるやりがいや達成感のある仕事を求める傾向が強いと言われるZ世代。

会社自体もこれまでのやり方を押し付けるのではなく、もっとオープンにお互いが学べるような組織にならないといけないのかもしれません。

 

現在、人手不足倒産が起きる時代に突入しています。

選ばれる会社になるためには(会社が生き残っていくためには)Z世代に関わらず、働きやすさに加えて、働きがいを感じられる組織づくりが求められています。

 

人は「自分で決断したことを達成できる」ということに喜びを感じると言います。

 

働くこと=幸福感を得られる

 

そんな働き方ができたら、そんな会社が増えたら、未来の子供達に希望が与えられるのではないでしょうか。

 

(言うは易し行うは難し。うちの会社も考えていかなければいけない課題です!)