物心つく頃から本が大好きで、今でも週に一度は本屋へ行きます。
今は子供に頼まれて行くことがほとんどですが、あの雰囲気や空気感が好きです。
本を通して新しい考え方に出会ったり、その時の流行が分かったり、気分転換にもなる特別な場所です。
私のお気に入りは、入ってすぐに置いてある話題の本、おすすめの本のコーナー。その場所にどんな本が並んでいるかで、「世の中の今の流れ」がざっくりつかめるような気がします。
少し中へ入ると、まだたくさん並べられていました。
スケジュール帳と日記帳。
実はメンタルが弱く、睡眠障害に悩む長男へ日記帳をプレゼントしようと本屋へ。
自分が使うものよりもずっと時間をかけて選びました。
3年日記だと書くスペースが狭い。
長男の字は大きくて、そのスペースにはきっと収まらない・・・。
結局、2年間つけられる業務日誌のようなタイプにしました。
日記を勧めた理由
不安が強く、寝ることが苦手な長男。
暗闇で横になるとすぐに瞼が重くなる私と違って、夜はとても長くて怖いようです。もしかしたら、いろいろ考えこんでしまって眠れないのかも。
そう考えた時、日記を思いつきました。
日記をつける利点
・自分の気持ちを言語化することで、自分の気持ちに気づく。
・ネガティブな気持ちをため込まず、外へ吐き出すことができる。
・書いた内容を見ることで、自分のことを客観視できる。
・自分の気持ちに向き合う習慣がつく。
書く時のポイント
・一行でもいいから毎日書く。
・最初は箇条書きでよい。
・その日の出来事以外でもOK(その時、感じている事とか)。
・辛いとか悔しいとか嬉しいとか必ず自分の気持ちを書き込む。
さらにもう一つ
日記帳の目立つところに自分が好きな言葉や気分の上がる言葉を書く(毎日見る)事もお勧めました。
日記帳を手渡すと、早速、日記をつけ始めた長男が一言。
「良いね、日記。」
何が良かったのは詳しくは語りませんでしたが、嬉しそうでした。
それが良かったのか、たまたまか(多分たまたまかな?)夜はぐっすり眠れた長男でした。
自己理解がすすむ年頃。
日記でより自分の心に近づけたら。
そしてどんな感じ方をしてもいいのだと、自分を許せたら。
もっと自分が好きになってくれたら。
続くかどうか分からないけれど、もし続けられたとしたら、気持ちを書き出すことが、彼の強い味方になってくれるような気がします。