緊急事態速報のアラームに驚いて、食い入るようにテレビで事態を見守った元旦から二日が過ぎようとしている。
能登半島周辺ではいまだに地震が続き、家屋の倒壊や火災の様子がテレビから流れ、いたたまれない気持ちになる。
普通に人が住み、生活していた、場所。
その場所が、日常が、「普通」ではなくなる。
自然の前では人はただ無力で、その現状を受け入れていくしかないのだけど、日常が一気に失われていくその光景はやはり信じ難く、受け入れ難い。
被災した方の人数はテレビをつけるたびに増えていく。
避難されている方たちは寒いだろうし、不安だろう。
私は何もできず、ただテレビからの映像を見守るしかない。
自然災害はいつどこで起きるかわからず、地中からも空からも自然がその姿を変えて襲ってくる。
決して他人ごとではない。
たまたまその場所であって、次は私の町かもしれない。
何かできることがあればしたいと思う。
早く地震が収まり、安心できる日が来るように心からお祈りします。
