息子との距離感がむずかしい。
18歳といえば、まだまだ子供だと思うんだけど、一人前の扱いを望んでいる長男。
子供扱いをすると、ものすごく不機嫌になる。
「文句があるなら、物理的にも経済的にも自立できてから言ってくれーー!!」と正直、思う時もある。
でも、分かるのよ、とっても。
母も若かりし頃、同じように思っていたから。
自分がひとりで大きくなったような気がしていた。
親子の距離感がむずかしいお年頃・・・。
最近の心配事
今日は朝からバトルだった。
長男はとにかく甘いものや脂っこいものが大好きで、よく食べる。
うちで食べ、隣の祖母宅でも食べるので、どうしてもカロリーを摂り過ぎてしまう。
バトルの原因は私の「体重が増えすぎると、健康によくないよ」の一言だった。
・・・一言だったかな?
もっと言ったかもしれない・・・。
自分でも気にしていることを言葉にされたから怒ったのだ。
メンタルの不調を起こしやすい彼はちょっとした生活の乱れや食生活の乱れが、気力の低下や活動性の低下に繋がってしまう。
最近、特に活動量が減り、摂取量が増えていることが心配だった。
自分だって自己管理ができていないのに(一向に減らない体重)、息子に言ったところで、説得力がないのはわかってる。
それでも親は自分のことを棚に上げ、言ってしまうものなのよ・・・。
カロリーを考えた料理を提供するしかないか。
お菓子を買っておかないとか、環境も大切よね。
祖母にも協力してもらおう。
意識して摂取カロリーを減らすことは容易じゃないから。
でも、もう少し動いてほしいな・・・。
久しぶりのバトル中、私はそんな事を考えていた。
言い始めたら、止まらない彼。
私はひたすら彼の気持ちがおさまるまで待ち続けた。
極力冷静に。
長男は以前よりずっと成長した。
冷静になるとそこからはちゃんと話が聞ける。
理解しようと努力してくれる。
その時に伝わらなくても、時間がたつと伝わる。
最後は共通認識で食事に気をつけることになった。
私は野菜中心の料理を出し、彼は食べ過ぎないことに。
初心にかえる
今日は久しぶりにYou Tubeで教育に関する動画をみた。
はなまる学習会の高濱先生とスタンフォード大学の星先生の対談。
高濱先生は学習障害の子供たちにも関わっており、実際の教育現場で実践的な経験から子育てについて発信している。
星先生はスタンフォード大学オンラインハイスクールの校長先生で心理学からみた論理的な観点で教育について語っている。
人間の三大欲求
・つながり
・有能感
・自発性
それを満たしてあげる子育てが大切であるという。
上の子は20歳を過ぎていて、何となく子育て終了のように感じていたけれど、うちにはまだ小学生の子がいる。
時々は初心にかえって自分の子育てを見直すことが大事かもしれない。
子育ては自分育て
以前、読んだ本に書いてあった。
子育てを通して自分が変わっていく。
子供と一緒に喜んだり、時にはイライラしてみたり。
自分の気づかなかった自分に気づくこともある。
「成長させてもらっている」これからも、そんな感覚でいこうと思う。
ちょっと客観的になれて、今の自分も楽しめる気がする。
<今日見た動画>