末っ子は小学4年生。
クリスマスを楽しみにしながら、
何度も見た「ホームアローン」を今年もまた真剣に見ている。
「後ろ姿かわいいな~💗」と思っていると、
「お母さん、心の声がもれてるよ」と兄からのツッコミ。
上の子は大学生で県外に出ているし、真ん中の兄は高校生。
もう、ぜんぜんテンションが違う💦
年が離れている末っ子は、みんなに可愛がられて・・・
と言いたいところだけれど、大変な時期もあった。
ずっと眉間にしわを寄せて、
私の言葉も信じられなくなってしまった時期。
末っ子が年中のころ、
真ん中の兄が学校へ行かれなくなった。
私の生活はその子中心になり、
気づいた時には末っ子が笑わなくなっていた。
七五三の記念撮影も、笑顔を見せず、
カメラマンのお姉さんが苦労してたな・・・💦
私は必死で彼の笑顔を取り戻す努力をした。
それはまず、私自身の信頼を取り戻すことだった。
真ん中の子との時間調整をして
時間が許す限り、外遊びに付き合った。
簡単なルールを作って、サッカーや野球をした。
河原で石を拾ったり、笹舟を作って、一緒に川に浮かべたり。
時にはアリジゴクの巣を一緒に眺め、セミの抜け殻を拾いにも行った。
クラスでカナヘビがブームになった時は、
お友達に場所を聞いて捕まえにも行った。
そしてしばらく飼育・・・今では毎年の恒例となっている。
とにかく必死で子供の「好きなこと」に付き合った。
そして一緒に楽しんだ。
今、彼は笑っている。
眉間のしわも消えた。
たまに怒ってることもあるけれど、
ちゃんと自分の気持ちを伝えてくれる。
「お母さんが一番好き」って言ってくれる。
私からも「お母さんも大好きだよ」っていつも言葉にして
伝えるようにしている。
子育て歴20年の今
私が思う子育てで大切なもの
それは「子供の笑顔」につきる。
いつの時代も子供のフィルターから覗いた世界は輝いている。
それを潰さないようにすること、
それが親としてすべき最低限のことなのかもしれない。
今年も家族みんなでクリスマスを過ごせることに感謝!!