教育と哲学
最近、教育に関するYouTubeを見ていると(聞いていると)、「哲学」というワードが出てくる。
どうして学校へ行くのか
どうして勉強が必要なのか
なぜ結婚するのか
自分はどう生きるのか…など
根源的な問いかけ
当たり前に感じていることをあえて問い直すこと
それが哲学だという。
必要な学びだが、現状ではその機会はあまりない。
(海外に高校では哲学が必須授業となっているところもある)
花まる学習会の高濱先生によると
自分の中に哲学を持つことによって何が起きても怖がらず対応していかれるという。
無くした物やもともと持っていない物を嘆くのではなく、今持っている物で勝負するという考え方ができるようになるのだという。
(メシが食える人、モテる人に~親ができる具体策~より)
自分の中に哲学を持つためには作文や日記が有効だという。
思い出起こすと小学校の頃、よく担任の先生が定期的に作文を書かせた。
お題はいつも決まって「このごろ思うこと」。
その時の先生が何を意図していたかは分からないが、今考えると、当たり前のことをあえて問い直す練習だったのかもしれないし、自分の気持ちに気づかせる練習だったのかもしれない。
実際、私が書いていたことは日々の中で疑問に思うことであった。
今、わが子の授業では調べたことや新聞の記事をまとめて感想を書いたりする授業はある。でも、シンプルに自分の気持ちと向き合うような授業はないように感じる。
この頃、長男に日記を勧めてみた。
理想と等身大の自分。そのギャップで悩める思春期。
自分の心に感じたことを言語化することによって、物事を客観的に見る、さらにこれまでの「当たりまえ」から新しい枠組みを作り出していって欲しいと願う。
本屋で長男が手にしたのは3年日記。
ちょっと初心者にはハードルが高いのでは・・・。
そしてお値段も・・・。